紀州の気ままなロードバイク乗り

ロードバイク生活いろいろ

おNewホイール

自転車業界は空前のパーツ不足で欲しいパーツがあっても手に入れることが出来ない。

カネがなんぼあっても無いものは無いのでこればっかりは仕方がない。

 

 

すべてコロナ禍の影響で生産が遅れに遅れて2021年11月現在モデルによっては2023年8月納期予定とかとんでもない状況です。

 

 

私の場合CARBONEX  HR  DISCのフレームは純国内生産のため納期はきっちり3ヶ月2021年3月に手元に来ましたがそこからパーツ不足で乗れるようになるまで紆余曲折がありました。


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シマノ製ディスク関係パーツが国内に皆無(デュラエースアルテグラ、105すべて在庫無しで納期未定)苦肉の策でTRP製ワイヤー引き油圧ディスクを用いて前車 KUOTA KOMに付けていた6870Di2コンポで組む。


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ホイールも無くてカンパニョーロJAPANにひとつだけあったフルクラムのエントリーグレードレーシング6を用意したもののシマノディスクローターが無いためしばらく組み上げがSTOPして待つこと1ヶ月たまたまアルテグラローターが奇跡的に入ったので即効で押さえてもらいなんとか形になった。


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その後はホイールをグレードアップしたくて今春から色々と在庫を当たってもらってたが国内在庫無しばかり。。。

ZIPPのホイールが新型になって旧モデルから200g以上軽量化されたのでとりあえず地元SHOPでオーダーを入れて待つこと4か月。

 

SHOPから連絡がありました。

 

『ZIPPの国内代理店インターマックスから一切連絡がなく音信不通になった!』と

 

 

えっ!どういうこと??

 

当時のZIPP国内代理店

www.intermax.co.jp

のお家騒動によりSRAMグループとの国内代理店契約が打ち切られ?SRAMグループの製品の国内代理店がダートフリークになってしまった。

ダートフリークという会社は読んで如くSRAMMTB系パーツ取り扱いがメインでロードは得意ではない。

 

ZIPPが打ち出したホイールの生涯補償の件は国内代理店が変わることによりどうなるのか?

そもそも初期不良等の保証が受けられるのか?

 

 

インターマックスという代理店は地元チャリ友がKUOTA カーンを新品で買った際にフレームの積層不良でシートポストが刺さらないというメーカー初期不良をSHOPが訴えても組付けミスのせいにしてのらりくらり逃げようとするような会社で新品フレームに交換することをなかなか認めずすったもんだで新フレームになったけどそういう質の代理店なんです。

 

 

もうこの時点でインターマックスが扱うZIPP購入はほぼ諦めていたんですが急転直下Menysという代理店がZIPPを扱うことになり保証窓口もちゃんと行うことを大阪の大手SHOPから確認とってもらってようやく購入の決心がつきました。

 

真相はZIPPから国内へホイールを輸入する業務はあくまでダートフリーク社が行い、国内のSHOPへ販売業務をMeny'sが扱うといういわば二次代理店みたいな会社がMeny's社です。

 


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装着してのインプレなどを少し

 

58mmというスーパーディープにもかかわらずメーカー公称1,450gという軽量なホイールなので漕ぎ出しの重さは一切無くローハイトに引けを取らないゼロ発進加速です。

 

そこから30km/hまでは普通

 

 

35km/hを超えると俄然元気になってそこから加速しても人間が持てばぐんぐんスピードが50km/hまで伸びる。

 

横風にも煽られることが少なくうまく風を流せてます。

普通なら横風でバン!と一気にハンドル取られてタイヤ一本分程横っ飛びするもんですがこいつはヌルッと風を流すので強風時も緊張しなくて走れるのが特筆モンです。


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ZIPPのこういう長所がトライアスリート使用率ナンバー1の所以なんでしょうね。

 

それとフックレスリム&チューブレス専用設計なので常用エア圧の低さに驚かされます。

 

私の体重でZIPP推奨28Cタイヤのエア圧がF: 53psi=3.6bar  R: 57psi=3.9bar

乗り心地最高!まるでエンデュランスロードに乗ってるみたいですがベタベタと路面にくっつき過ぎるわけでもなくコロコロと転がり抵抗も少ないという不思議なホイール。

 

先日の休日に100kmほどZIPPで走ってきたんですが当日は往路が強い向かい風〜横風とZIPPホイールのテストをするのに丁度良い条件

 


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横風を急に受けても身構えることなくリラックスして走れるのでロングライドも疲れません。

 

 

ここ数年のホイールの進歩は素晴らしいとつくづく感じたライドでした。